7月29日、ジェイグループHD(3063)から、2025年2月期通期業績予想の上方修正が発表されたのである。売上高10,550百万円⇒10,600百万円(前期比1.6%増)、営業利益350百万円⇒410百万円(同32.7%増)、経常利益315百万円⇒410百万円(同34.4%増)、純利益265百万円⇒435百万円(同76.1%増)、1株当たり利益17.33円⇒31.36円(前期21.03円)と、いずれも上方修正され、特に純利益が大きく上方修正されているのである。
通期業績予想の上方修正の理由について、ジェイグループHDは、「前回、業績予想を公表した2024年4月10日時点より、前期に行った既存店舗のリニューアル、生産性の向上やコストコントロールなどに取り組んだ効果により収益性がさらに向上いたしました。また、営業店舗物件の立退きによる特別利益を2025年2月期第2四半期に計上する予定です。」と説明しているのである。収益性が向上したことは評価できるが、純利益の増加のほとんどは、営業店舗物件(芋蔵 青山店)の立退きによる特別利益として損失補償金172百万円であり、まだまだコロナ禍からの本格回復とは言えないのである。
とは言え、翌30日の株価は上方修正を好感して、一時前日比21円高(+3.01%)の719円と、年初来高値を更新したのである。