ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、配当実績と配当予想の合計で610万円(前月比8万円増、前年同月比74万円増)と順調に増加し、目標達成が確実となったのである。前月比増加の要因は、増配(ビーウィズ、アクティビア・プロパティーズ投資法人、FPG)、購入(エスケーエレクトロニクス)によるものである。
ポートフォリオの時価総額は194百万円(前月末比+0.94%)と2ヶ月連続増加し、TPOIX(-0.55%)、日経平均株価(-1.22%)を上回ったのである。時価総額2位ノエビアHD、3位FPGなどが上昇に大きく貢献しているものの、金利上昇よる資金調達コスト上昇懸念から下落したJリートや時価総額1位の共立メンテナンスの下落が少々足を引っ張っているのである。組入比率の順位は、6月7位のスターアジア不動産投資法人が7月末権利落ちの影響で-4.86%と下落したことにより、8位の大和工業と順位が入れ替わったほか、6月11位のU-NEXT HDが+6.25%と値上りしたことにより10位に上昇し、レーサムと順位が入れ替わった以外は、順位の変動はないのである。
個別のプラス要因は、ティーガイア+28.03%(6月+57.05%)とFPG+17.47%(6月+8.96%)が6月に続き上昇率1位、2位となったのである。ティーガイアは、住商が保有しているティーガイア株をアメリカのファンドに売却するという憶測記事がきっかけか2ヶ月にわたり大きく上昇したが、未だ真相は不明にもかかわらず上昇し続けているのである。FPGは2024年9月期の業績が好調なところに通期業績予想と配当予想の上方修正があったためなのである。この他、第1四半期決算短信が好調であった、ジェイグループHD、SBIリーシングサービス、株主優待廃止と配当予想の上方修正を発表したサイゼリヤ、月間ダイヤモンド・ザイに大きく取り上げられた全国保証などの上昇が目立つのである。因みに、ティーガイアは東証プライム値上り率6月第1位、7月5位なのである。
年初来高値更新は、7月は22社(三機工業、トーメンデバイス、アルペン、ティーガイア、住友精化、ノエビアHD、淀川製鋼所、アビスト、愛知電機、FPG、前澤化成工業、稲畑産業、みずほリース、オリックス、三菱HCキャピタル、NECキャピタルソリューション、イオンモール、ソフトバンク、王将フードサービス、ジェイグループHD、サイゼリヤ、全国保証)と、6月16社から6社増加なのである。また、上場来最高値更新したのは、トーメンデバイス、ティーガイア、淀川製鋼所、稲畑産業、全国保証、FPG、みずほリース、三菱HCキャピタル、NECキャピタルソリューション、ソフトバンク、王将フードサービス、サイゼリヤ、計12社と5月、6月の4社から8社増加なのである。
個別のマイナス要因は、銅相場の下落を受けた白銅、半導体商社のトーメンデバイス、7月の権利落ちのスターアジア不動産投資法人、サムティレジデンシャル投資法人、などの下落が目立っているのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 9.36% 騰落率 -2.58%
2位② ノエビアHD 比率 5.97% 騰落率 +3.19%
3位③ FPG 比率 5.40% 騰落率 +17.47%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 4.10% 騰落率 +0.30%
5位⑤ ソフトバンク 比率 3.53% 騰落率 +0.03%
6位⑥ サムティレジデンシャル投資法人 比率 2.96% 騰落率 -2.66%
7位⑧ 大和工業 比率 2.87% 騰落率 +2.01%
8位⑦ スターアジア不動産投資法人 比率 2.77% 騰落率 -4.86%
9位⑨ 三菱HCキャピタル 比率 2.74% 騰落率 +2.68%
10位⑪ U-NEXT HD 比率 2.65% 騰落率 +6.25%
現金 比率 5.05%
月間騰落率ベスト5
1位 ティーガイア +28.03%
2位 FPG +17.47%
3位 U-NEXT HD +14.67%
4位 三機工業 +10.66%
5位 イオンモール +8.92%
月間騰落率ワースト5
1位 白銅 -9.04%
2位 吉野家HD -5.58%
3位 神戸製鋼所 -5.53%
4位 日本取引所グループ -5.41%
5位 トーメンデバイス -5.30%