GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

白銅から2025年3月期第2四半期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである

 8月9日、白銅(7637)から、好調な2025年3月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高15,745百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益868百万円(同57.7%増)、経常利益996百万円(同44.9%増)、純利益688百万円(同45.3%増)、1株当たり利益60.70円(前年同期41.78円)と、増収・大増益なのである。好業績の要因は、半導体製造装置業界およびOA機器業界向けの販売回復等、販売重量増加並びに販売単価上昇(地金価格上昇と円安)などが挙げられるのである。

 このような好業績を受け、同日、第2四半期業績予想と配当予想の修正の上方修正が発表されたのである。売上高308億円⇒318億円(前年同期比10.8%増)、営業利益14億円⇒15.6億円(同27.8%増)、経常利益15億円⇒17.8億円(同25.4%増)、純利益10億円⇒12.2億円(同23.8%増)、1株当たり利益88.17円⇒107.57円(前年同期86.85円)と、いずれも上方修正されたのである。上方修正理由について、白銅は、「第1四半期は当社グループ業績に影響が大きい半導体製造装置業界に、生成AI用途半導体需要拡大、および、中国における半導体用設備投資需要の拡大を背景に、一部需要回復の動きが見られたことに加え、地金価格の上昇等により売上高、利益が当初想定を上回りました。」と説明しているのである。また、第2四半期業績予想の上方修正に伴い、第2四半期の配当予想についても、40円⇒49円(前年同期35円)と上方修正されたのである。上方修正理由について、白銅は、「当社は、2024年3月期期末配当から配当方針を変更しました。財務体質の強化と業績に裏付けられた成果の配分を実施することを基本方針とし、原則、通期の配当性向45%または年間配当1 株当たり80 円のいずれか高い方を配当することとしております。以上の配当方針に基づき2025年3月期第2四半期(累計)の業績予想の修正を踏まえ、中間配当金を前回予想の1株当たり40円から49円に修正いたします。」と説明しているのである。

 なお、2025年3月期通期業績予想及び配当予想については、直近の日本における金利の上昇、為替相場の急激な変動、株価の大幅な変動、および、原材料市況等先行きが不透明なことを勘案し、据え置きとなっているのである。