10月11日、リンガーハット(8200)から、2025年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高212億36百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益7億4百万円(同460.4%増)、経常利益5億95百万円(同312.7%増)、純利益326百万円(前年同期純損失36百万円)、1株当たり利益12.62円(前期-1.39円)、中間配当5円(前期中間配当5円)と、増収・増益となったのである。当初予想をも上回る結果となった要因は、3月に実施した価格改定によって客単価が上昇する一方、客数はほぼ前年並みで推移したことが挙げられるのである。
通期連結業績予想につきましては、原材料費・光熱費の高騰や継続的な採用難など依然として事業を取り巻く環境は厳しいものとなっているため2025年2月期通期業績予想について、リンガーハットは「原材料費・光熱費の高騰や継続的な採用難など依然として事業を取り巻く環境は厳しいものとなっているため、前回公表した業績予想を据え置いております。」として修正はなく、売上高430億円(前期比6.9%増)、営業利益15億円(同49.3%増)、経常利益13億円(同16.5%増)、純利益8億円(同6.4%増)、1株当たり利益30.87円が予想され、配当予想10円(配当性向32.4%)が見込まれているのである。
因みに、リンガーハットも、海外進出しており、タイとカンボジアに続き、今年はベトナムに進出するのである。外食事業はどこも国内事業に苦戦しているが、経済成長著しい海外、アジア圏への進出が活発なのである。