10月28日11時半、ヒューリック(3003)から、2024年12月期第3四半期決算短信が発表されたのである。営業収益314,985百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益88,810百万円(同2.3%減)、経常利益81,641百万円(同2.3%減)、純利益54,596百万円(同6.9%減)、1株当たり利益71.72円(前年同期77.14円)と増収・減益なのである。減益要因は、中核事業である不動産事業の減益が影響しており、販管費の増加、一過性の特別損失が挙げられるのである。
同日、2024年12月期通期業績予想と配当予想の修正が発表され、営業収益未定⇒5,900億円(前期比32.1%増)、営業利益1,530億円⇒1,570億円(同7.4%増)、経常利益1,440億円⇒1,500億円(同9.1%増)、純利益980億円⇒985億円(同4.0%増)、1株当たり利益128.78円⇒129.38円、配当予想52円⇒54円(前期50円)、配当性向40.3%⇒41.7%といずれも上方修正され、配当については12期連続増配が見込まれているのである。上方修正の理由について、ヒューリックは「「高品質の賃貸ポートフォリオ構築」を実行し、当社の保有方針に合致しない物件の売却を進めたところ、営業利益以下全ての段階利益の見通しを上方修正いたしました。これにより、全ての利益項目において過去最高益を更新するとともに、現在進行中の中期経営計画フェーズIIの最終年度である2025年度の目標としていた経常利益および当期純利益を1年前倒しで達成する見通しです。また、予測が困難として記載しておりませんでした2024年12月期の営業収益(売上高)について、直近の業績動向を踏まえて予想をお知らせいたします。」と説明しているのである。
要するに第3四半期までは増収・減益であったが、第4四半期の売上見通しがたったことから、増収・増益・増配の予想を出したということなのである。因みに、ヒューリックの株価は、前場は1,390円台で推移していたが、市場予想を少々下回る通期業績予想ということで、発表後の後場は1,360円台推移し、終値は1,360円なのである。