先週、ご主人1人で、1泊2日ソウル弾丸ツアーに出かけたのである。ソウルの楽しみの一つが、明洞に2店舗ある明洞餃子(ミョンドンギョジャ)なのである。メニューは全4種類(コングクスは4月~10月限定)と少ないが、前払い、早い、安い、美味いが特徴なのである。また、明洞餃子は、2017年から8年連続ミシュランのビルグルマンを獲得しており、安い、美味いが評価されているのである。
ご主人が、いつも注文しているのが看板メニューの一つカルグクス、鶏ベースのスープと麺(きしめんを1/3程度細く薄くした形状)を一緒に煮込むのでトロトロしたスープで、寒い日には体が温まる最高のご馳走なのである。そもそもボリューム満点のカルグクスにはワンタンが添えられ、替え玉無料、ご飯無料と大食漢向きなのである。カルグクスの値段は11,000ウォンなのであるが、去年から1,000ウォン値上げとなっているのである。値上げの上に円安・・・弱ったものである。因みに、ご主人の初めてのソウル旅行は1998年、当時のカルグクスは5,000ウォン、当時のレートはたぶん100円=1,100ウォン以上だったので、円ベースで計算すると11,000/5,000×1,100/900=2.69以上の値上げとなるのである。
ご主人は、看板メニューのカルグクスとマンドゥも好きだが、ここのキムチを特に気に入っているのである。韓国ではどのお店も付け合わせでキムチを提供しているが、多くのお店のキムチは所謂古漬け風(少々酸味があり、水分が白菜から溶出している)なのだが、明洞餃子は浅漬けで、酸味がなく、少々しびれるような辛さなのである。普通の日本人は辛いと感じるかもしれないが、ご主人はソウルで一番気に入っているキムチなので、いつもおかわりをしているのである。