11月11日、ロイヤルHD(8179)から、2024年12月期第3四半期決算短信発表が発表されたのである。売上高1,124億円(前年同期比10.5%増)、営業利益5,623百万円(同12.1%増)、経常利益5,620百万円(同27.0%増)、純利益4,412百万円(同43.4%増)、1株当たり利益89.66円(前年同期58.65円)と、増収・大増益なのである。好業績の要因は、外食事業においては堅調な外食需要、コントラクト事業とホテル事業においては国内観光・インバウンド需要の回復・増加が挙げられるのである。
2024年12月期通期業績予想は、5月10日と8月1日の2回上方修正されているが、今回は修正がなく、8月に修正された売上高1,492円(前期比7.4%増)、営業利益72億円(同18.5%増)、経常利益68億円(同29.1%増)、純利益54億円(同33.8%増)、1株当たり利益109.72円(前期76.82円)、配当予想28円(前期20円)が維持されているのである。進捗率をみると、売上高は75.3%であるが、営業利益率は78.1%、経常利益は82.6%、純利益は81.7%と高く、さらなる上方修正が期待できるのである。