GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ニチリンから創業110周年記念配当が発表されたのである

 11月12日15時、ニチリン(5184)から、2024年12月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高53,471百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益6,813百万円(同0.2%減)、経常利益7,226百万円(同9.4%減)、純利益4,262百万円(同2.3%減)、1株当たり利益317.42円(前年同期318.84円)と、増収・減益なのである。減益の要因は、北米市場で輸入関税コストの増加や一過性の品質費用の発生等、中国市場では日系メーカーの販売低迷が挙げられるのである。

 2024年12月期通期業績予想は、売上高720億円(前期比1.9%増)、営業利益90億円(同6.4%減)、経常利益95億円(同9.9%減)、純利益53億円(同10.4%減)、1株当たり利益393.73円には変更はないのである。

配当予想については、同日「配当予想の修正(創立110周年記念配当)に関するお知らせ」が発表され、期末配当予想75円のところ、創立110周年の記念配当として5円増配が発表され、通期では155円(前期150円)が見込まれているのである。記念配当について、ニチリンは「当社は2024年5月に創立110周年となる記念の日を迎えましたので、株主の皆様の日頃の温かいご支援に感謝の意を表するため、記念配当を実施することといたしました。」と説明しているのである。

 因みに、ニチリンの株価は、3.800円から3,900円で推移していたが、15時の発表後急落し、終値は前日比185円安(-4.86%)の3,625円なのである。やはり、第2四半期までは業績好調で期待が高かったところに、第3四半期は一転減益となったこと影響しているのかもしれないのである。