11月25日、毎日コムネット(8908)から、2025年5月期第2四半期業績予想の修正が発表されたのである。売上高8,810百万円⇒8,735百万円(前年同期比16.3%減)、営業利益160百万円⇒215百万円(同76.2%減)、経常利益100百万円⇒145百万円(同83.6%減)、純利益68百万円⇒103百万円(同82.9%減)、1株当たり利益3.86円⇒5.84円(前年同期34.11円)と、売上高は75百万円下方修正されたが、利益面はいずれも上方修正されたのである。修正理由は、人材ソリューション部門の採用業務支援システム関連の受注が想定通り進んでいないものの、不動産マネジメント部門と課外活動ソリューション部門の業績は順調に推移し計画を上回る見込みであるからなのである。なお、第2四半期業績予想が、前年同期比で大きく下回るのは、連結子会社の従業員の増加及びオフィスの増床等の経費増加する一方、不動産デベロップメント部門の販売用不動産の売却が下半期に集中しているためなのである。
2025年5月期通期業績予想には修正はなく、売上高22,030百万円(前期比6.1%増)、営業利益2,410百万円(同5.1%増)、経常利益2,270百万円(同2.3%増)、純利益1,520百万円(同2.4%増)、1株当たり利益86.25円が予想され、配当予想31円(配当性向35.9%)が見込まれているのである。