12月11日、空調系サブコンの三機工業(3452)の株価は、一時前日比195円高(+6.69%)の3,110円と、11月20日つけた3,030円以来、3週間ぶりに上場来高値更新したのである。翌12日も3,145円と2日連続上場来最高値更新したのである。その後も16日3,160円、17日3,180円、18日3,220円、19日3,225円と4日連続上場来最高値更新し、さらに23日3,260円と上場来最高値更新したのである。
三機工業の株価は、長期にわたり低迷し、リーマンショック後の底値から反転、徐々に上昇し続け、11月11日14時、好調な2025年3月期第2四半期決算短信、通期業績予想と期末配当予想の上方修正の発表を受け株価が急騰、一時前日比445円高(+17.78%)の2,948円と、1990年につけた最高値2,870円を34年ぶりに更新したのである。その後、12日2,975円、14日2,996円、19日2,997円、20日3,030円と上場来最高値更新し続けたのである。その後、2,850円~2,950円程度で推移していたが、12月11日、IR情報もなく、突然、株価が上昇、3週間ぶりに上場来最高値更新したのである。
推測するに、サブコンは従来ゼネコンの下請けという位置づけであったが、快適なオフィスビル、工場を建設するために、建築主が快適な空調を重要視しており、技術力のある空調系サブコンと直接契約する傾向が強まり、また、昨今のオフィスビル、半導体工場、データセンターなどの建設ラッシュのなか、サブコン側は利益率の高い案件を優先受注する傾向が強まり、サブコンの業績が急速に上向いているという背景があるのである。この流れで、空調系のサブコンである、朝日工業社(1975)、ダイダン(1980)、日比谷総合設備(1982)なども業績好調を受け、その株価は年初来高値を更新しおり、三機工業も連れ高なのかかもしれないのである。
