ビジョン(9416)は12月期決算企業であるが、12月27日、つまり12月末の最終権利日(26日)の翌日、株価は一時前日比69円高(+5.61%)の1,298円、終値は32円高(+2.60%)の1,261円と、逆行高となったのである。
ビジョンの株価は、株主優待制度の変更(300株以上保有者にQUOカード15,000円分を追加提供)が発表された翌日、11月14日にストップ高となる300円高(+28.22%)の1,363円と急騰し、その後もジワリと上昇、11月29日には年初来高値(1,447円)に迫る1,440円まで上昇したのである。通常は株主優待の権利日に向けて上昇する銘柄が多い中、その後は徐々に下落、権利日である12月26日には1,229円と、株主優待制度の変更発表後の最安値を付けたのである。ところが、権利落ち日である27日に逆行高となったのである。
これをどう解釈するのかといえば、27日の2025年のNISA枠での買いが多かったとしか言えないのである。従来の株主優待は、保有株数に応じて、モバイルルーターのレンタルまたはグランピングの支払いに利用できる割引券であったが、300株以上の株主に、15,000円分×2回のQUOカードが追加提供されるのはお得度が高いのである。ということで、6月の株主優待を狙って、早くもNISA枠を活用した買いが増えたということなのかもしれないのである。
