ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、11月14日に三菱HCキャピタルの中間配当が20円と発表され、2024年の実績が合計で638万円(前年比92万円増)と目標を達成したのである。また、12月30日にアビストから最後の配当が入金したので、名実とともに確定したのである。前年比大きく増加した要因は、追加投資・増配のFPG(前年比30万円増)、新規投資のレーサム(同24万円増)、増配の共立メンテナンス(同11万円増)などが挙げられるのである。なお、2025年の配当予想は544万円(前年同月比115万円増)、なのである。
ポートフォリオの時価総額は195百万円(前月末比+2.25%)と2か月連続増加したものの、TOPIX(+3.89%)、日経平均株価(+4.41%)を下回ったのである。組入比率1位共立メンテナンス、5位ソフトバンク、8位U-NEXT HDなどの上昇が大きく貢献しているが、Jリートが+0.74%と漸くプラスに転じたものの金利高見通しから足を引っ張っているのである。組入比率は、株価好調のソフトバンクが6位から5位に、株式3分割で売買しやすくなったU-NEXT HDが10位から8位とそれぞれ上昇し、上昇率が小さかったタカラレーベン不動産投資法人とサムティレジデンシャル投資法人がそれぞれ順位を下げているのである。
個別のプラス要因は、業績好調が評価された三機工業、ホンダ・日産統合から部品会社もホンダ系列が主導するとの思惑からホンダ系列のテイエステック、2件のM&Aが評価されたサンマルクHD、ホテル事業が好調な共立メンテナンスなどのほか、一時下落していたGSIクレオス、すかいらーくHD、トリドールHD、NECキャピタルソリューション、SBIリーシングサービス、イオン九州などの見直し買い、増配を発表したNTT都市開発投資法人が挙げられるのである。
年初来高値更新は、9月6社、10月10社、11月12社と漸増傾向が見られたが、12月7社(三機工業、ビーロット、コメダHD、マックスバリュ東海、KDDI、サンマルクHD、モスフードサービス)と逆戻りなのである。上場来最高値更新は、7月12社から8月4社、9月3社、10月2社と減少続きで、11月は6社と漸く復活かと思われたが、12月はまた2社(三機工業、マックスバリュ東海、)と激減しているのである。
個別のマイナス要因は、通期業績予想と配当予想の上方修正が期待に届かなかったビーロット、12月末権利落ちのバリューHR、日本リート投資法人、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の統合効果が出ないユナイテッド・スーパーマーケットHDなどである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 9.33% 騰落率 +5.84%
2位② FPG 比率 7.39% 騰落率 -1.66%
3位③ ノエビアHD 比率 5.00% 騰落率 -0.71%
4位④ オリックス 比率 3.83% 騰落率 +1.22%
5位⑥ ソフトバンク 比率 3.56% 騰落率 +3.00%
6位⑤ タカラレーベン不動産投資法人 比率 3.55% 騰落率 +1.76%
7位⑦ 大和工業 比率 3.03% 騰落率 -3.83%
8位⑩ U-NEXT HD 比率 2.67% 騰落率 +4.87%
9位⑨ 三菱HCキャピタル 比率 2.66% 騰落率 +3.17%
10位⑧ サムティレジデンシャル投資法人 比率 2.66% 騰落率 +0.22%
現金 比率 6.53%
月間騰落率ベスト5
1位 三機工業 +9.06%
2位 GSIクレオス +8.99%
3位 テイエステック +8.78%
4位 サンマルクHD +8.65%
5位 淀川製鋼所 +8.51%
月間騰落率ワースト5
1位 ビーロット -15.04%
2位 バリューHR -12.64%
3位 ユナイテッド・スーパーマーケットHD -12.02%
4位 吉野家HD -4.37%
5位 大和工業 -3.83%