GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

吉野家HDから2025年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである

 1月10日、吉野家HD(9861)から、2025年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高1,517億円(前年同期比9.3%増)、営業利益5,675百万円(同7.0%減)、経常利益6,256百万円(同4.8%減)、純利益3,331百万円(同23.2%減)、1株当たり利益51.49円(前年同期67.07円)と、増収・減益なのである。

 セグメント別では、吉野家は増収(9.2%増)であるものの、先行的な賃上げや店舗の時給改定など人件費を中心としたコスト上昇による減益(2.8%減)、海外は円安の影響で増収(4.7%増)となったものの、いずれの地区も現地通貨ベースで減収(4.6%減)、そして人件費を中心としたコスト上昇などの影響により減益(34.9%減)と苦戦しているのである。はなまるも同様に人件費を中心としたコスト上昇はあるものの、増収効果(5.8%増)で増益(27.7%増)なのである。全般的に芳しくない業績ながら、通期業績予想に対する進捗率でみると、売上高74.8%、営業利益81.1%、経常利益84.5%、純利益81.2%と苦戦は織り込み済みで、利益面は意外に進捗しているのである。

 2025年2月期通期業績予想に修正はなく、売上高2,030億円(前期比8.3%増)、営業利益70億円(同12.2%減)、経常利益74億円(同14.9%減)、純利益41億円(同26.8%減)、1株当たり利益63.38円、配当予想20円(前期18円)が見込まれているのである。