1月10日、コメダHD(3543)から、2025年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上収益346億円(前年同期比7.9%増)、営業利益6,698百万円(同1.2%増)、純利益4,428百万円(同1.4%減)、1株当たり利益97.19円(前期97.83円)と、増収・微減益なのである。
売上収益7.9%増は、前売り回数券『コーヒーチケット』を通常の9枚綴りと同じ価格で11枚綴りとして販売、前回発売時に人気を博した「コメ牛」を復刻発売、東京ばな奈とコラボレーションした「東京ばな奈 シロノワール」の発売などの各種取り組み、そして43店舗の新規出店によるところが大きいのである。減益の要因は、コーヒー豆などの原材料費の高騰、また、4月から店頭メニュー値上げを実施したがFC加盟店への卸売価格の引上げが9月と遅らせたことが挙げられるのである。
2025年2月期通期業績予想の修正はなく、売上収益454億円(前期比5.2%増)、営業利益93.5億円(同7.3%増)、純利益63.3億円(同6.0%増)、1株当たり利益138.14円、配当予想54円(前期53円)と、増収・増益・増配が見込まれているのである。