GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

マックスバリュ東海から2025年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである

 1月9日、10日、イオン系列の上場会社から、続々と2025年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである。フジ、イオンモール、ユナイテッド・スーパーマーケットHD、イオン北海道イオン九州ジーフットイオンファンタジーミニストップ・・・、どこも、賃上げ、改装などの先行投資が嵩み、光熱費、原材料費の上昇、節約志向で売り上げは伸び悩みということで、前年同期比大きなマイナス、あるいは純損失と小売りは大苦戦なのである。当然、その親会社であるイオンも純損失が発生しているのである。そんな中で、唯一マックスバリュ東海だけは、堅調なのである。

 1月10日、マックスバリュ東海(8198)から、2025年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである。営業収益2,801億円(前年同期比2.9%増)、営業利益8,894百万円(同2.0%増)、経常利益8,898百万円(同2.4%増)、純利益5,741百万円(同5.4%増)、1株当たり利益180.12円(前期171.07円)と増収・増益なのであるが、増収率・増益率が下がる傾向なのが気がかりなのである。マックスバリュ東海は、各種販促は当然実施しているほか、セルフレジ、電子棚札などの業務の効率化、気象予測を用いた農産品自動発注システム活用など、各種取り組みを行っているのは分かるが、不調の大社との違いは決算短信だけでは簡単には分からないのである・・・

 2025年2月期通期業績予想の修正はなく、営業収益3,770億円(前期比2.8%増)、営業利益137億円(同1.6%増)、経常利益136億円(同0.6%増)、純利益84億円(同1.0%増)、1株当たり利益263.68円と微増収・微増益を予想しており、配当予想は前期より15円増配の75円(記念配当配当5円を含む)、配当性向28.4%を見込んでいるのである。