2月5日、松風(7979)から好調な2025年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高28,845百万円(前年同期比13.5%増)、営業利益4,295百万円(同26.0%増)、経常利益4,490百万円(同21.6%増)、純利益3,484百万円(同26.8%増)、1株当たり利益98.08円(前年同期77.48円)と、増収・大増益、しかも、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに第3四半期累計として過去最高の業績なのである。好業績の要因は、売上高の約6割を占める海外売上高が16,906百万円(前年同期比15.9%増)と好調なことが挙げられるのである。なお、2024年10月に株式を1株につき2株の割合で分割しているので、1株当たりの数字は便宜分割後ベースで記載している。
2025年3月期通期業績予想には修正はなく、売上高38,395百万円(前期比9.4%増)、営業利益5,293百万円(同12.4%増)、経常利益5,604百万円(同9.5%増)、純利益4,434百万円(同21.3%増)、1株当たり利益124.87円と増収・増益を予想しており、配当予想は44円(期末26円)、配当性向40.7%、そして、2019年3月期から7期連続増配が見込まれているのである。なお、通期業績予想に対する進捗率を見ると、売上高75.1%、営業利益81.1%、経常利益80.1%、純利益78.6%と、利益面はいずれも高いのである。
因みに、翌6日、松風の株価は、一時前日比253円安(-12.2%)の1,829円と大きく下落、その後はやや値を戻したものの終値は前日比129円安(-6.20%)の1,953円なのである。好業績にも関わらず株価が下落したのは、第2四半期決算短信も利益面の進捗率が高く上方修正の期待が高かったにもかかわらず、上方修正がなかったため失望の売りなのかもしれないのである。