2月3日、アルペン(3028)から、2025年6月期第2四半期業績予想と通期業績予想の修正が発表されたのである。第2四半期は、売上高130,600百万円⇒130,402百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益3140百万円⇒4,855百万円(同223.1%増)、経常利益3,600百万円⇒5,703百万円(同145.7%増)、純利益2370百万円⇒3,695百万円(同290.7%増)、1株当たり利益61.49円⇒95.87円(前年同期24.54円)と、売上高は僅かに下方修正されたが、利益面は大幅な上方修正なのである。大増益の理由について、アルペンは、「当第2四半期連結累計期間の連結業績予想につきましては、スポーツカテゴリが順調に売上を拡大し、気温低下によって冬物販売も堅調な推移となったことなどから、売上高がほぼ計画通りの進捗となりました。利益面につきましては、売上総利益率が改善した他、コスト面も収益性を意識した管理を徹底したことに加え、執行時期が下半期にずれ込んだ経費があったことなどから、販売費及び一般管理費が計画を下回ることとなりました。」と説明しているのである。
また、2025年6月期通期業績予想の修正も発表されるのである。売上高2,680億円⇒据置(前期比6.0%増)、営業利益63億円⇒75億円(125.2%増)、経常利益72.2億円⇒89.3億円(68.3%増)、純利益32.5億円⇒44.2億円(154.9%増)、1株当たり利益84.32円⇒114.65円(前期44.99円)と、利益面はいずれも上方修正なのである。上方修正の理由について、アルペンは、「通期の連結業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績等を踏まえ、改めて試算を行った結果、売上高については前回予想を据え置きとし、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について上方修正することといたしました。なお、下半期の計画におきましては、執行時期が後ろ倒しとなった経費があることに加え、当初計画よりも改装店舗数を増加させることに伴う経費の増加、その他のコストアップ要素などを考慮して見直しを行っております」と説明しているのである。要するに、上半期の増加した利益と下半期にずれた経費をそのまま下半期にオンしただけなのである。
因みに、翌4日のアルペンの株価は、このような上方修正を評価して、2,242円と昨年来最高値をつけ、5日2,258円、6日2,278円と3日連続昨年来最高値を更新したのである。