2月7日14時、稲畑産業(8098)から、好調な2025年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高6,351億円(前年同期比10.8%増)、営業利益203億円(同25.0%増)、経常利益208億円(同27.0%増)、純利益174億円(同4.7%増)、1株当たり利益320.29円(前年同期302.18円)と、増収・増益なのである。しかも、売上高・営業利益・経常利益は第3四半期累計として過去最高なのである。好業績の要因は、メイン事業である情報電子事業(売上高前年同期比13.9%増、営業利益29.8%増)と合成樹脂事業(売上高11.7%増、営業利益32.5%増)が大きく貢献しているほか、地域別では国内と東南アジアが好調なほか、円安も貢献しているのである。
2024年11月7日に上方修正された2025年3月期通期業績予想に今回修正はなく、売上高8,300億円(前期比8.4%増)、営業利益240億円(同13.3%増)、経常利益240億円(同12.2%増)、純利益200億円(同0.0%減)、1株当たり利益307.79円(前期366.94円)を予想しており、配当予想125円(前期120円)、期末配当65円(前期65円)が見込まれているのである。しかし、進捗率でみると、売上高は76.5%と順当であるものの、営業利益85.0%、経常利益86.8%、純利益87.3%と、利益面はいずれも高く、さらなる上方修正も十分あり得るのである。