2月7日14時、住友精化(4008)から、好調な2025年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高1,126億6千2百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は86億8千9百万円(同37.3%増)、経常利益96億3百万円(同49.2%増)、純利益69億3百万円(同71.5%増)、1株当たり利益520.38円(前年同期298.80円)と、増収・大増益なのである。その要因は、主力事業である吸水性樹脂の中国での販売増加、円安などによるものなのである。
このような好業績を受け、同日、「2025年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。売上高1,470億円⇒1,490億円(前期比4.2%増)、営業利益100億円⇒110億円(同15.4%増)、経常利益100億円⇒120億円(同17.1%増)、純利益70億円⇒85億円(同37.8%増)、1株当たり利益529.08円⇒642.51円(前期459.01円)といずれも上方修正されたのである。上方修正の理由について、住友精化は、「為替レートが、前回予想の前提と比べて円安で推移していることにより、売上高ならびに営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加する見込みです。」と説明しているのである。
なお、配当予想200円(期末配当100円)に修正はないのである。住友精化の配当方針は、「株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え、配当性向30%以上を基準に、安定的な配当を実施」としていることから、上方修正された1株当たり利益642.51円の30%は192.75円となるので、配当予想の上方修正の可能性は低いのである。
因みに、今日の株価は前日の終値4630円前後で推移していたが、14時の発表後、一時前日比300円高(+4.68%)の4,930円をつけたが、終値は少々下落して4,860円なのである。