ご主人が最近購入したのが、一風堂などを運営している力の源HD(3561)なのである。購入した理由は、1月22日に発表された「株主優待制度の拡充に関するお知らせ」、そして、2月17日に発表された「当社連結子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ」なのである。
力の源HDの株主優待制度は、3月・9月末、保有株式数および保有期間に応じて、一風堂などの店舗でラーメンが1杯無料となる賞味券がもらえるのであるが、1月22日、株主優待制度の拡充が発表されたのである。2025年3月末から実施される拡充後の株主優待制度は次のとおりであるが、従来との大きな変更点は、新たに100株以上保有期間1年未満の株主も株主優待の対象にとなったこと、賞味券1枚につき対象商品1杯(同伴者がいる場合2杯)無料から賞味券1枚を1,000 円の割引券に変更、優待内容が従来の2.5倍から4倍に拡充されたことなのである。2月21日の株価終値1,336円で計算すると、配当利回りは1.35%、優待利回りは、100株・1年未満保有の場合=賞味券4,000円÷133,600円=2.99%、1年以上保有の場合はその2倍となるので5.98%となり、かなりお得感がでるのである。

2月17日に発表された「当社連結子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ」によれば、力の源HDの連結子会社である株式会社力の源カンパニーが、2025年4月株式会社ライズの株式を取得し、孫会社化することになったのである。株式会社ライズは、味噌ラーメンを主力商品に成長を続け、現在、東京都と神奈川県に、「楓」、「奏」の二つのブランドで合計8店舗を展開しているのである。
力の源HDの時価総額は、2月21日現在404億円と小さいが、自己資本比率53.8%と十分の高さ、ROE25.86%と効率よく収益を上げているのである。また、一風堂は訪日旅客にも人気が高く、海外進出も積極的で、店舗数も売上高も国内・国外ほぼ半々、特に海外は高い成長が期待できるのである。配当利回り1.35%、PER16.72倍、PBR4.00倍と少々割高感は否めないが、これを補っているのが株主優待制度なのである。
ということで、ご主人は、一風堂、楓を時々利用していること、配当と株主優待で十分妙味があること、自社商品の株主優待なので廃止のリスクは低いと思われること、営業利益率が10%と外食ではトップクラス(日本マクドナルドHD、ヨシックスHD、王将フードサービスなどとほぼ同レベル)、財務基盤は安定していること、海外展開により今後の成長が期待できることなどを勘案し、購入したのである。