ご主人は、投資方針として長期保有を基本方針としているが、途中で、業績の悪化、株主優待の廃止・改悪、TOB、そして資金繰りのためなどで、売却したことは多々あるのである。ということで、これからは、通期業績予想の修正、配当予想の修正、株主優待制度の新設・廃止・変更、TOBなど、大きな変化があった銘柄について、今後どうしていくのか個別に考えを整理するのである。
第12弾は、2025年6月から株主優待制度を変更すると発表したアルペン(3028)なのである。アルペンの株主優待制度は、保有株式数に応じた株主優待券なのである。株主優待制度の変更点は、次の表のとおり、株主優待券の額面が500円から1,000円に変更、保有株数による区分は3段階(100株以上、500株以上、1,000株以上)から6段階(新たに200株以上、300株以上、400株以上追加)に変更となったのである。

従来の株主優待制度では最も投資効率が良いのは100株であり、28日の終値2,413円で計算すると、投資利回りは=(50円×100株+2,000円×2回)÷2,413円×100株=3.73%、新しい株主優待制度では100株の場合=(50円×100株+1,000円×2回)÷2,413円×100株=2.90%と大きく見劣りしてしまうのである。新しい株主優待制度で最も投資効率が良いのは500株または1,000株、投資利回り=(50円×500株+10,000円×2回)÷2,413円×500株=3.73%となり、旧株主優待制度での100株に相当するリターンなのである。
ということで、100株しか保有していないご主人は、アルペンの投資効率は従来からあまり高くないところに更に低下したこと、株価の上昇もあまり期待できないことを考慮し、ポートフォリオの整理の一環として、売却することにしたのである。