2025年3月31日、タイ入国管理局(Immigration Bureau)から、外国人渡航者の情報を事前にオンラインで収集することにより、入管での混雑を緩和し、入国手続きをスムーズに進めることを目的として、新たに「デジタル・アライバル・カード(TDAC:Thailand Digital Arrival Card)」の導入が発表されたのである。 これに伴い、従来使用(実質使用停止中)されてきた紙の入国カードは2025年5月1日をもって廃止され、以降はすべての外国人渡航者がオンラインでTDACへの登録が義務付けられるのである。
タイ到着前にTDACの提出が義務付けられるのは、空路・陸路・海路でタイに入国する「タイ国籍を有しないすべての外国人」で、例外はタイで入国審査を通過しない「トランジット」または「乗り継ぎ」の外国人、およびボーダーパス(国境通行証)を使用して入国する外国人なのである。登録のタイミングは、入国予定日の3日前から、登録する情報は、次のとおり、氏名、国籍、パスポート番号、生年月日、職業、性別、居住国、居住都市、電話番号、到着日、渡航目的、フライト名、出国日、フライト名、滞在予定先(ホテル名、住所)、そして簡易な健康申告なのである。登録内容は、VISIT JAPAN WEBと同様であるが、より詳細を求めている点少々面倒なのである。


注意点は、登録するWEBサイトは日本語、英語、ロシア語、中国語またはハングルでの表示が可能であるが、登録内容は英字のみとされていること、滞在先のホテルは細かい住所まで登録が求められるのである。なお、登録した情報は、渡航前であれば何度でも修正・更新が可能なのである。
バンコクの空港は外国人旅行客で大混雑しているので、TDACが本当に入管の混雑を緩和・解消する効果があるならば喜ばしいのであるが、果たしてどうなるのか・・・