4月11日、義姉が保有するツルハHD(3391)とウエルシアHD(3141)から、2027年末までに実施する予定だった経営統合を前倒しし、2025年12月に経営統合を完了する方針が発表されたのである。
具体的な統合の手続きは、9月1日にツルハHDの株式を5分割し、12月1日にウエルシアHDの株式1株につきツルハHD1.15株を割り当てる株式交換を実施し、ウエルシアHDをツルハHDの完全子会社化するのである。そのうえで、イオンは、野村證券が保有するツルハHDの株式を取得し、保有しているツルハHDとツルハHDの株式に交換される予定のウエルシアHDの株式と合わせて50.9%に届かない場合には、12月にTOBを実施し、最終的には株式の50.9%を保有しツルハHDの株式を連結子会社化する計画なのである。公開買付価格は11,400円、公開買付代理人は野村證券が、予定されているのである。ただ、ツルハHD株式9.7%を保有する英資産運用会社オービス・インベストメンツは、12日、ツルハはウエルシアよりも利益率が高く、財務基盤も強固だとして、現行の経営統合案はツルハの価値を過小評価していると、経営統合に反対する旨の声明を発表しているので、すんなりと統合が進むのかは分からないのである。
また、ツルハHDの株式5分割に伴い、株主優待制度がどのようになるのかについては、現在未定とされているのである。
ドラッグストア売上高で1位ツルハHDと2位ウエルシアHDの統合が実現すれば、売上高2兆円を超える巨大なドラッグストアが出現し、現在3位のマツキヨココカラ&カンパニーの2倍以上の売上高となるのである。なお、2032年2月期には売上高3兆円、営業利益率7%を目指しているのである。
因みに、14日のツルハHDの株価は、公開買付価格11,400円前後で推移しているのである。