IR情報がない中、4月28日、空調系サブコンの三機工業(3452)の株価は、一時前日比170円高(+4.97%)の3,590円と、3月26日につけた3,575円以来1か月ぶりに上場来最高値更新し、翌30日も、前場で3,600円と上場来最高値更新したのである。
そして、30日14時、マーケットの期待どおり、三機工業から2025年3月期通期業績予想の上方修正と増配が発表されたのである。売上高250,000百万円⇒253,130百万円(前期比14.1%増)、営業利益21,000百万円⇒21,890百万円(同88.9%増)、経常利益22,000百万円⇒23,070百万円(同80.9%増)、純利益15,000百万円⇒17,200百万円(同92.2%増)、1株当たり利益284.02円⇒326.25円(前期165.58円)と、いずれも上方修正され、前期比では増収・大増益なのである。修正理由について、三機工業は、「売上高は、個別においてほぼ想定どおり推移し、さらに連結子会社の工事進捗が順調に推移したことで、2月14日に公表した前回予想を上回る見込みであります。各段階利益は、増収及び工事採算の改善等により、連結・個別ともにすべての利益項目で前回予想を上回る見込みであります。なお、通期の連結受注高は、前回予想2,500億円を上回る2,640億円となる見込みであり、豊富な繰越工事高を確保しております。」と説明しているのである。
このような好業績を受け、同時に、2025年3月期期末配当の増配が発表されたのである。従来の予想90円から20円増配の110円、年間165円(前期85円)と大増配なのである。増配理由について、三機工業は、「当社は、中期経営計画“Century2025”Phase3において、配当については配当性向50%以上、1株当たり年間配当金70円以上の安定的・継続的な配当を実施することを、自己株式取得についてはPhase3期間中に500万株程度を実施していくことを基本方針としております。2025年3月期の期末配当は、1株当たり90円(普通配当90円)を予定しておりましたが、当期の連結業績及び利益水準を勘案した結果、20円増配し1株当たり110円(普通配当110円)とすることといたしました。」と説明しているのである。
三機工業は、2025年3月期において、既に2回(2024年11月11日、2025年2月14日)、通期業績予想と配当予想の上方修正を行っており、今回で3回目の上方修正となり、その好業績ぶりが窺えるのである。三機工業の後場の株価は3,600円前後で推移していたが、14時の発表を受け一時3,705円と上場来最高値更新したのである。
