5月8日、ソフトバンク(9434)から、2025年3月期決算短信が発表されたのである。売上高6兆5,443億円(前期比7.6%増)、営業利益9,890億円(同12.9%増)、純利益5,261億円(同7.6%増)、1株当たり利益10.99円(前期10.32円)と増収・増益なのであるが、配当は変わらず8.6円(前期8.6円)、配当性向78.3%(前期83.4%)、DOE17.4%(前期17.1%)なのである。好業績用の要因は、全事業(コンシューマ、エンタープライズ、ディストリビューション、メディア・EC、ファイナンス)で、増収・増益となったことが挙げられるのである。
2026年3月期通期業績予想は、売上高6兆7,000億円(前期比2.4%増)、営業利益1兆円(同1.1%増)、純利益5,400億円(同2.6%増)、1株当たり利益11.22円と増収・増益を予想しているものの、配当予想は前期と同じ8.6円(配当性向76.7%)を見込んでいるのである。
因みに、ソフトバンクの株価は、2月10日に発表された2025年3月期第3四半期決算短信が好調だったことから、翌12日、7か月ぶりに213.2円と上場来最高値更新し、15日後の27日213.6円、28日214.3円、3月3日217.9円、3月4日218.4円と4営業日連続上場来最高値更新、そして、4月18日218.6円、さらに5月2日219.4円、7日224円、8日224.4円、9日230.9円と4営業日連続上場来最高値更新をしたのである。果たして、市場の期待どおりの2025年3月期決算、2026年3月期通期業績予想だったのか、それとも、輸出企業から流出した資金が流れ込んだだけなのか、あるいは、株式10分割により少額で購入しやすくなり値が飛びやすくなっただけなのか。
