5月15日、共立メンテナンス(9616)から、好調な2025年3月期決算短信が発表されたのである、売上高2,289億円(前期比12.2%増)、営業利益204億円(同22.6%増)、経常利益214億円(同1.4%増)、純利益145億円(同17.3%増)、1株当たり利益186.56円(前期159.12円)と過去最高益を更新したのである。好業績の背景は、寮事業が安定成長し、国内需要の堅調さに加え、訪日外客数の急増が追い風となったホテル事業が好調に推移したことが挙げられるのである。
好業績を受け、期末配当は直近(2月7日)の配当予想20円から2円増配の22円(前期16.5円)、年間配当38円(同24.5円)、配当性向20.4%(同15.4%)、DOE1.6%(同2.4%)となったのである。増配理由について、共立メンテナンスは、「当期につきましては、主力事業である寮事業が安定的に業績を伸ばしたことに加え、ホテル事業が多くのお客様の評価を得て過去最高益を更新することができました。そこで、2025年2月7日に公表しました配当予想をさらに増加させ、期末配当を22円とさせていただき、年間配当を38円(配当性向20.4%)とし、通期で前期比55.1%増となる13円50銭の増配とさせていただく予定であります。」と説明しているのである。なお、2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、1株当たり利益および配当予想は株式分割調整済みである。
2026年3月期通期業績予想は、売上高2,740億円(前期比19.7%増)、営業利益250億円(同22.0%増)、経常利益250億円(同16.7%増)、純利益180億円(同23.6%増)、1株当たり利益230.56円と増収・増益を予想しており、配当予想46円(配当性向20.0%)を見込んでいるのである。ちなみに、共立メンテナンスは、「2025年を『開発・開業元年』と位置づけ、積極的な新規事業所の開発・開業を行い、顧客満足度向上のために大規模リニューアル工事等を継続するとともに、メンバーシッププログラム『Dormy's』の機能拡充や、サスティナビリティ戦略、人財戦略、DX戦略にも取り組み、社会情勢の変化に対応すべく盤石な経営基盤の構築に邁進してまいります。」と成長戦略を説明しているのである。
因みに、翌16日、共立メンテナンスの株価は、好業績と増配予想を評価したのか、一時前日比311円高(+9.56%)の3,565円と急騰したのである。