6月12日17時45分、イオン(8267)から「株式分割及びそれに伴う定款の一部変更、配当予想修正、株主優待拡充に関するお知らせ」が発表されたのである。株式分割は、8月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を1株につき3株の割合もって分割するのである。株式分割の目的について、イオンは、「株式分割を行い投資単位あたりの金額を引き下げることにより、当社株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることを目的とするものです。」と説明しているのである。
この株式分割に伴い、配当予想が修正され、期末配当は7円となり、株式分割前換算で前回予想比1株当たり1円増配し21円なのである。
また、株主優待制度も次のとおり変更されたが、現在100株以上保有している株主にとっては実質的に変更はないが、半年ごとのキャッシュバックについては、新たに100株以上と200株以上の区分が設けられ、長期保有株主優待については、新たに1500株以上の区分が設けられるのである。その他の株主優待制度等について、現在100株以上の株主(株式分割後に300株以上となる株主)に関しては、株式分割の効力発生日以後のその他株主優待制度(お客さま感謝デーの割引特典 、お会計時割引・優待料金特典等)、イオンラウンジ利用条件等の取り扱いに変更はないが、株式分割後、300株未満の株主に対するその他株主優待制度にいては後日発表されるのである。

翌13日、イオンの株価は、株式分割を評価したのか、一時前日比207円(+4.83%)の4,491円と、5月30日に付けた4,466円以来2週間ぶりに上場来最高値更新したのである。
イオンの株価は、2024年に入り、新NISAを背景に、日経平均株価の上昇、株主優待ブームにも乗り、2月27日に3,697円と上場来最高値更新したものの、それ以降日経平均株価と同様に調整相場が続いていたが、8月5日の令和のブラックマンデーの3,176円を底に、円高もあり急反発し、8月23日3,729円と6ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、26日3,777円、27日3,779円と3営業日連続上場来最高値更新したのである。9月6日3,987円と再び上場来最高値更新、9月17日4,078円、9月19日4,083円、20日4,097円と上場来最高値更新したのである。その後膠着状態が続いたが、2025年4月11日、イオン(8267)の株価は、一時前日比119円高(+2.97%)の4,129円と、7か月ぶりに上場来最高値更新し、さらに21日4,154円、22日4,222円、23日4,293円と3日連続上場来最高値更新し、5月に入っても7日4,412円、9日4,438円、30日4,466円と上場来最高値更新し続けているのである。
