7月8日、吉野家HD(9861)から、好調な2026年2月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高522億18百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益10億56百万円(同20.0%増)、経常利益12億41百万円(同0.3%増)、純利益7億42百万円(同9.0%増)、1株当たり利益11.48円(前年同期10.54円)と、増収・増益なのである。セグメント別でみると、吉野家事業は売上高343億57百万円(前年同期比8.0%増)と増収であるものの、セグメント利益は原材料費を中心としたコスト上昇などの影響により9億27百万円(同9.5%減)、また海外事業についても、売上高は68億58百万円(同0.1%増)と微増収、セグメント利益は人件費を中心としたコスト上昇などの影響により4億15百万円(同11.6%減)と苦戦しているのである。はなまる事業は、セグメント売上高は80億1百万円(同4.6%増)、セグメント利益は7億18百万円(同9.3%増)と好調、さらに、ラーメンなどのその他事業36億86百万円(同96.3%増)、セグメント利益2億38百万円(466.7%増)と、ラーメン事業がけん引しているのである。
2026年2月期業績予想に修正はなく、売上高2,250億円(前期比9.8%増)、営業利益74億円(同1.3%増)、経常利益80億円(同0.1%増)、純利益42億円(同10.4%増)、1株当たり利益64.91円と増収・増益を予想しており、配当予想は前期と同額の20円(配当性向30.8%)が見込まれているのである。
因みに、翌9日の株価は、ラーメン事業が軌道に乗ったことが評価されたのか、一時前日比215円高(+7.02%)の3,278円と大きく上昇し、終値は3,261円なのである。