7月10日、U-NEXT HD(9418)から、2025年8月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高283,438百万円(前年同期比20.3%増)、営業利益24,206百万円(同2.9%増)、経常利益23,952百万円(同4.1%増)、純利益13,567百万円(同4.3%増)、1株当たり利益75.22円(前年同期72.16円)と増収・増益なのであるが、利益面の増加率低いのである。セグメント別にみると、売上高は4つの主要事業(コンテンツ配信事業、店舗・施設ソリューション事業、通信・エネルギー事業、金融・不動産・グローバル事業)いずれも増加しているが、通信・エネルギー事業と金融・不動産・グローバル事業の営業利益が前期比マイナスとなっているため、利益面の伸び率が低調となっているのである。減益要因について、通信・エネルギー事業では電力容量拠出金負担等の影響、金融・不動産・グローバル事業では新規連結子会社の先行投資の負担が挙げられるのである。なお、通期業績予想に対する進捗率でみると、売上高79%、営業利益78%、経常利益80%、純利益81%といずれも順調なのである。
2025年8月期通期業績予想には修正はなく、売上高3,600億円(前期比10.2%増)、営業利益310億円(同6.5%増)、経常利益300億円(同8.7%増)、純利益167億円(同6.7%増)、1株当たり利益は92.58円(前期85.14円)を予想しており、配当予想14円(前期11円)が見込まれているのである。
因みに、翌11日の株価は一時前日比250円安(-10.91%)と大きく下落し、終値は2,073円なのである。これまで急成長してきたが、利益面の伸びが小さかったことが、期待外れという評価なのかもしれないのである。なお、前期のROE20.43%と高いことから期待されているものの、急落した11日の終値2,073円でみても、PER22.39倍、PBR4.03倍、配当利回り0.68%と割高感があるのも急落要因なのかもしれないのである。