7月31日15時10分、愛知電機(6623)から、好調な2026年3月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高28,744百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益2,465百万円(同28.9%増)、経常利益2,535百万円(同4.6%増)、純利益1,930百万円(同16.5%増)、1株当たり利益205.49円(前年同期175.83円)と、増収・増益なのである。好調の要因は、電力機器事業の変圧器が送配電会社向け、一般産業向けとも堅調で、セグメント利益は960百万円(前年同期比80.4%増)と大きく伸ばしたことが挙げられるのである。
また、同日、2026年3月期第2四半期業績予想の上方修正が発表されたのである。売上高595億円⇒585億円(前年同期比1.0%増)、営業利益28億円⇒41億円(同0.6%増)、経常利益28億円⇒42億円(同7.8%減)、純利益18.5億円⇒31億円(同3.3%減)、1株当たり利益196.93円⇒329.99円(前年同期340.67円)と、売上高は下方修正されたものの、利益面はいずれも大きく上方修正されたのである。上方修正の理由について、愛知電機は、「売上高につきましては、回転機事業において海外子会社の受注が減少したことなどにより、前回予想を下回る見込みであります。一方で、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益はプリント基板事業の売上高増加が寄与し、前回予想を上回る見込みとなりました。なお、通期の連結業績予想につきましては、下期動向を精査中であります。今後、業績動向を踏まえ、修正の必要がある場合は速やかに開示する予定であります。」と説明しているのである。
ということで、2026年3月期通期業績予想は現在のところ修正はなく、売上高1,280億円(前期比6.4%増)、営業利益77億円(11.0%減)、経常利益76億円(18.5%減)、純利益53億円(同20.7%減)、1株当たり利益564.18円と予想をしており、配当予想は220円(配当性向39.0%)を見込んでいるのである。
7月31日の愛知電機の株価は、前場で一時前日比90円高の5,580円と上場来最高値更新し、しかも7月29日から3日連続上場来最高値更新なのであるが、15時10分に2026年3月期第1四半期決算短信と第2四半期業績予想の発表後あまり反応がなかったのは、7月23日から上昇トレンドのなかで織り込まれていたということなのかもしれないのである。IR情報がない中、7月23日からの上昇トレンドは、決算内容が漏れていたような動きだったのかもしれないが、8月1日も5,590円と僅か10円であるが上場来最高値更新したのは喜ばしいものなのである。
