8月8日、三菱HCキャピタル(8593)から、2026年3月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高5,845億円(前年同期比10.3%増)、営業利益824円(同68.5%増)、経常利益796億円(同61.9%増)、572億円(同46.2%増)、1株当たり利益39.89円(前期27.32円)と、増収・大増益なのである。大増益の背景は、ロジスティクス事業と不動産事業の増益によるものであるが、特にロジスティクス事業の子会社の決算期変更による増益効果が大きく、数字ほど好業績ではないのである。
2026年3月期通期業績予想に修正はなく、純利益1,600億円(前期比18.4%増)、1株当たり利益111.45円を予想しており、配当予想45円(配当性向40.4%)を見込んでいるのである。通期業績予想(純利益)に対する進捗率は35.8%と高いが、「織り込み済みである連結子会社の決算期変更にともなう増益効果」のため、通期業績予想に変更はないのである。なお、トランプ関税が業績に与える影響について、三菱HCキャピタルは、「現時点で合理的に見積ることが困難であることから、引き続き連結業績予想に織り込んでいません。」としており、この点がもしかしたらリスクになるかもしれないのである。
三菱HCキャピタルの株価は、7月23日、一時前日比22円高(+1.99%)の1,104円と、2024年7月5日につけた1,102円以来1年ぶりに上場来最高値更新し、その後も24日1,122円、28日1,124円、8月1日1,131円、さらに5日1,140円、6日1,151.5円、7日1,160円、8日1,173円と4日連続上場来最高値更新したのである。そして、決算短信が発表された翌営業日の12日、一時前日比39円高(+3.34)の1,207円と5営業日連続上場来高値更新したのである.。
