9月2日、大和工業(5444)の株価は、前日比127円高(+1.30%)の9,878円と、8月28日につけた9,804円以来5日ぶりに上場来最高値更新し、翌3日9,950円、4日10,005円、5日10,160円、8日10,260円と5営業日連続上場来最高値更新し、節目の1万円を突破したのである。
大和工業の株価は、コロナ禍の2020年3月を底に多少の凸凹はあるもののじわりじわりと上昇を続け、2023年6月14日、株価は急上昇、一時前日比187円高(+3.20%)の6,028円と、2008年5月20日につけた5,940円以来、実に15年ぶりに上場来最高値更新したのである。その後も、バリュー株(高配当株)ブーム、PBR改善ブームに乗って上場来最高値更新を続けていたところ、2023年7月21日、東京製鐵(5423)の通期業績予想の上方修正をきっかけに、連想ゲームのごとく鉄鋼業全般に株価上昇が広がったのである。さらに、2023年9月4日7,279円と上場来最高値更新し、その後も6日、7日、15日、19日、20日と上場来最高値更新を続け、21日には7,909円と上場来最高値更新したのである。
2024年に入り、1月12日、大和工業(5444)の株価は7,921円と、約4ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、その後も新NISAの効果か上場来最高値を更新し続け、3月27日には8,967円をつけたのである。その後は、反動落、令和のブラックマンデー、中東事業からの撤退などで株価は低調であったが、2025年4月のトランプ関税ショックを底に回復、6月4日、初めて9,000円を突破、一時前日比259円高(+2.91%)の9,165円と1年3か月ぶりに上場来最高値更新したのである。そして、7月22日9,259円と1か月半ぶりに上場来最高値更新し、23日9,398円、24日9,512円と3日連続上場来最高値更新し、7月31日の2026年3月期第1四半期決算短信発表直前には9,512円と再び上場来最高値更新したのである。
7月31日13時に発表された低調な決算短信、通期業績予想の下方修正を受け株価は1,000円以上下落したものの、その後、配当予想は維持されたこと、また、株式市場の上昇相場と相俟って、僅か25日で株価は回復、25日9,605円、26日9,695円、27日9,714円、28日9,804円と4日連続上場来最高値更新したのである。
因みに、9月3日の株価終値9,790円でみると、PER17.78倍、PBR1.15倍、配当利回り4.09%と割高感がでる一歩手前というところであり、何かがきっかけで急激な株価上昇の反動が出る可能性も十分予想されるところのなのである。
