9月19日、ザイ・オンラインに公開された金曜コーナー「今日の注目株」に、「9月高配当株ランキング! 日本触媒や大和工業・武田薬品・ホンダなど(https://diamond.jp/zai/articles/-/1056467)」と題する記事が掲載されたのである。9月末に中間配当を実施する3月期の高配当株のうち、時価総額3千億円以上、利回り高い順に1位日本触媒(4114)、2位いすゞ自動車(7202)、3位アステラス製薬(4503)など10社が紹介されているのである。注目は10位の大和工業(5444)なのである。大和工業は、ご主人のポートフォリオで、組入れ比率3.97%、第5位(2025年8月末現在)なのである。
記事は、「鉄鋼の電炉大手である大和工業も注目。鉄鋼というと足元の業況は「中国からの過剰生産、内需低迷、米関税影響」など厳しい印象が強い。ただ、同社は収益性の高い米国が稼ぎ柱だ。米ニューコアとの合弁会社(ニューコアヤマトスチール、NYS)は北米でトップクラスのシェアを誇り、経常利益の大半を米国で稼ぐ。同業他社が値下げを余儀なくされている国内とは対照的に、米国は50%の高い関税率によって輸入品から守られており、15日にNYSは、主力の形鋼の値上げを発表。米国外地域の市況悪化は業績の重石だが、鉄鋼セクター内では安定感のある業績や高い配当利回りから投資妙味が高い。」とコメントしているである。
「この投資妙味が高い」というコメントを裏付けるように、トランプ関税ショックで4月7日につけた年初来安値(6,772円)を底に、9月8日には10,260円と、5か月で約50%も上場し上場来最高値を更新する急上昇ぶりは、多くの投資家が注目している証左なのである。その後は反動落と日銀が保有するETFの売却決定を受け、9月19日の株価は、前日比102円安(-1.04%)の9,671円と少々下落したのであるが、PER17.57倍、PBR1.14倍、配当利回り4.14%と、少々割高感が出始めており、投資妙味はやや薄まってきているのである。