10月14日、イオン(8267)から、2026年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである。営業収益5兆1,899億円(前年同期比3.8%増)、営業利益1,181億円(同19.8%増)、経常利益1,064億円(同18.5%増)と増収・増益であるものの、総合金融事業における特別損失の発生等(イオンフィナンシャルサービスが2月に子会社化したベトナムの金融会社で不適切会計)により、純利益40億円(同9.1%増)、1株当たり利益1.53円(前年同期1.45円)、中間配当20円(同20円)と、純利益は低調なのである。とは言え、営業収益は5期連続で過去最高を更新、営業利益は2期ぶりに過去最高を更新し、本業は好調であることが示されたのである。内訳を見ると、全てのセグメントで増収、営業利益は主力のGMS事業の営業赤字が2億円まで縮小し、これに続くSM事業、ヘルス&ウエルネス事業、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業はいずれも二桁増益となり、過去最高益に貢献しているのである。なお、2025年9月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っているため、2025年2月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり利益を算出しているのである。
2026年2月期業績予想に修正はなく、営業収益10兆5000億円(前期比3.6%増)、営業利益2,700億円(同13.6%増)、経常利益2,500億円(同11.5%増)、純利益400億円(同39.0%増)、1株当たり利益46.46円と増収・増益を予想しており、期末配当予想は7円、通期配当予想は株式3分割を考慮し7円+40円÷3=20.33円を見込んでいるのである。
因みに、翌15日、イオンの株価は、好業績を反映し、一時前日比205.5円高(+10.94%)の2,084円と、8月22日につけた1,889.67円以来2か月ぶりに上場来最高値更新し、16日2,148円、17日2,278.5円と3日連続上場来最高値更新したのである。
イオンの株価は、2024年8月5日の令和のブラックマンデーの3,176円を底に、円高もあり急反発し、8月23日3,729円と6ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、26日3,777円、27日3,779円と3営業日連続上場来最高値更新したのである。9月6日3,987円と再び上場来最高値更新、9月17日4,078円、9月19日4,083円、20日4,097円と上場来最高値更新したのである。その後膠着状態が続いたが、2025年4月11日、一時前日比119円高(+2.97%)の4,129円と、7か月ぶりに上場来最高値更新し、その後21日4,154円、22日4,222円、23日4,293円と3日連続上場来最高値更新し、5月に入っても7日4,412円、9日4,438円、30日4,466円と上場来最高値更新し続けたのである。さらに、6月12日、「株式分割及びそれに伴う定款の一部変更、配当予想修正、株主優待拡充に関するお知らせ」が発表された翌13日、イオンの株価は、株式分割と株主優待の拡充を評価したのか、4,491円と上場来最高値更新し、16日4,566円、19日4,589円、20日4,599円と上場来最高値更新し続けたのである。7月に入っても、7月8日4,620円、7月18日4,708円、22日4,770円、24日4,892円、そして25日5,068とついに5,000円を突破し、8月に入っても、8月1日5,123円、4日5,228円、5日5,295円、7日5,467円、12日5,615円、13日5,641円、21日5,662円、22日5,669円(株式3分割調整後1,889.67円)と上場来最高値更新し続けたのである。
