10月31日13時半、東京鐵鋼(5445)から2026年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高36,741百万円(前年同期比13.3%減)、営業利益6,678百万円(同3.5%減)、経常利益6,735百万円(同5.2%減)、純利益4,501百万円(同10.2%減)、1株当たり利益523.70円(前年同期569.66円)、中間配当100円(同100円)と、減収・減益なのである。減収・減益の要因について、東京鐵鋼は「国内の鉄筋用小棒の需要が縮小する中、当社製品の出荷量および製品出荷価格が前年度比で下落し、またその関連商品等の出荷量が減少」と説明しているのである。要するに、建設現場での人手不足により建設工事の進捗が遅れているため、鉄筋の売れ行きが悪いのである。
このような低調な業績を受け、同時に2025年3月期の「業績予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。2026年3月期通期業績予想は、売上高のみ805億円⇒770億円(前期比6.8%減)と下方修正され、営業利益120億円(同18.2%減)、経常利益120億円(同20.3%減)、純利益84.5億円(同22.1%減)と利益面に修正はなく、1株当たり利益は自己株式取得により変動し964.41円⇒982.99円(前期1,238.77円)、と増えているのである。この修正理由について、東京鐵鋼は、「売上高につきましては、人手不足や猛暑による建設工事の停滞等により製品出荷量が計画を下回って推移していることを踏まえ、通期の見通しを修正いたしました。一方、利益面につきましては、高付加価値製品とその関連商品等の販売強化および製造コストや運搬費等の諸コスト削減への取り組みに注力することで、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに直近発表予想を維持する計画でおります。」と説明しているのである。なお、配当予想は、300円(期末配当予想200)に修正はないのである。