GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

TSテックから2026年3月期通期業績予想の下方修正

 11月14日、TSテック(7313)から、2026年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上収益2,071億円(前年同期比7.0%減)、営業利益2,703百万円(同59.5%減)、純利益1,280百万円(同71.7%減)、1株当たり利益10.77円(前年同期36.36円)、中間配当44円(前期40円)と、減収・大減益・増配となったのである。大減益の要因は、顧客先の減産に伴い主力の米州事業の売上収益前年同期比103億円減(7.8%減)、及び中国事業の売上収益55億円減(16.9%減)、が大きく影響しているのである。

 このような業績不振に伴い、2026年3月期の「業績予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。売上収益4,300億円⇒4,200億円(前期比8.8%減)、営業利益165⇒120億円(同27.0%増)、純利益95億円⇒70億円(同18.9%増)、1株当たり利益79.63円⇒59.25円といずれも下方修正されたのである。修正理由について、TSテックは、「当中間連結会計期間の実績や為替動向に加え、主要客先のサプライチェーンに起因する大幅な受注変動、稼働日調整に伴う諸経費の増加、新事業(本田技研工業株式会社及び同社の関係会社等以外への売上)領域の新機種立ち上がり遅れ等を勘案した結果、売上収益及び各段階利益ともに前回予想を下回る見込みです。」と説明しているのである。要するに、5月14日に発表された当初通期業績予想では、トランプ関税の影響は現時点では不透明な要素が多く通期業績予想には織り込んでいなかったが、この修正でトランプ関税の影響が織り込まれたということなのである。

 なお、配当予想90円(前期比7円増)について、修正はないのである。配当は2011年3月期と2012年3月期が12円と同額であったが、2013年3月期17円に増配、これ以降、27円、30円、33円、35円、40円、42円、43円、45円、54円、63円、73円、そして、2025年3月期83円と13期連続増配を達成し、2026年3月期配当予想は90円で、14期連続増配の見込みなのである。通期業績予想の下方修正に伴い配当性向151.9%と上昇するが 自己資本比率70.8%と高く、有利子負債無しで財務基盤は盤石なのである。とは言え、ROEは2.73%(前期3.26%)低い、つまり資本効率が低い(株主資本が多すぎるまたは投資不足)という問題は別途存在するので、配当を厚くして株主資本が増えないようにしているのである。

 因みに、TSテックの株価は、14日までは1,900円弱で推移していたが、通期業績予想の下方修正を受け17日には前日比150円ほど下落、1,700円台前半で推移しているのである。