12月18日、王将フードサービス(9936)から、平日の開店~17時までの時間帯限定で「餃子の王将ランチ」を全国の店舗にて販売すると発表があったのである。餃子の王将ランチについて、「2025年12月2日から一部店舗で先行販売中の「餃子の王将ランチ」を、2025年12月18日から全店で販売いたします。限られたお昼の時間でもサッとお得に、ご満足いただける高コスパランチメニューです。自分好みにカスタマイズできる、トッピングメニューもございます。ぜひお楽しみください。」と紹介しているのである。
餃子の王将ランチは次の3種類、Aセット:かけ醤油ラーメン・ランチ炒飯・鶏の唐揚2ヶ、Bセット:かけ醤油ラーメン・ランチ天津飯・鶏の唐揚2ヶ、Cセット:かけ醤油ラーメン・ジャストサイズ ホルモンの味噌炒め・ライス(中)、 いずれも税込790円なのである。
餃子の王将では、従来、終日同じメニュー(店舗独自メニューあり)であったが、遂にランチメニューを導入したのである。なぜに導入したのかと推測すると、餃子の王将は、直近、2022年5月と11月、2023年10月、2024年6月と4回値上げをしたものの、メニューのブラッシュアップや調理・接客の向上研修を繰り返したこともあり客離れは起きなかったが、2025年2月の5回目の値上げとともに、直営既存店舗の来店客数が、3月99.9%以降、101.8%、99.6%、97.7%、99.8%、101.6%、97.6%、97.7%、そして11月100.3%と、伸び悩んでいるのである。値上げの結果、客単価の上昇により売上高は前年同月比で上回っているものの、客離れが起きていると言わざるを得ない状況なのである。
さらに言えば、来店頻度の高いロイヤルカスタマーには値上げの影響は小さいようであるが、来店頻度の高くないお客が値上げとともに減少しているものと推測され、このようなお客へのアピールとして、現在の客単価(1,270円程度)を大きく下回る790円で、お得感のある餃子の王将ランチの全国販売を開始したと推測されるのである。
