12月24日、U-NEXT HDから、ブラザー工業の完全子会社であり業務用カラオケ事業、音楽・映像ソフト事業等を主業とする株式会社エクシングの株式の70%を取得して連結子会社化するための株式譲渡契約を締結した旨発表があったのである。同社は、JOYSOUNDブランドの通信カラオケシステムを運営しており、エクシングとその子会社の2025年3月期の業績(売上高407億円、営業利益23億円、純利益15億円)は、U-NEXT HDの1割にも満たない数字なので、業績に与える影響は軽微なのかもしれないのである。なお、株式譲渡は、2026年4月1日の予定。
株式取得の理由について、U-NEXT HDは「エクシングはカラオケ業界を代表する「JOYSOUND」ブランドでアーティスト本人映像を含む豊富な楽曲ラインナップを配信、さらに大容量データ配信システムやMIDIデータ(楽器演奏を再現する演奏情報)を用いた再生機能などのソフトウェア、及びハードウェアの面でも専門性の高い独自の技術的優位性を有しており高い参入障壁を構築しております。また、エクシングの主要ステークホルダーには機器設置先の店舗・施設や機器販売ディーラー、楽曲の権利処理に関連した音楽業界、カラオケ利用ユーザーなどが存在し当社グループ既存事業との親和性が極めて高いものとなっております。上記のような優位性や親和性と当社グループが保有するコンテンツ配信サービス「U-NEXT」の500万人超の課金ユーザー、全国を網羅した店舗・施設といった顧客基盤やセールス/フィールドエンジニアリソース、広範なサービスラインアップを組み合わせることで非常に大きなシナジーが創出されて持続的な成長に繋がるものと判断いたしました。」と説明しているのである。