バンコクでのご主人の楽しみの一つはフルーツ、特に好きなのはソムオー(英名pomelo、日本のザボン、文旦、晩白柚に似た柑橘類)なのである。ソムオーはスーパーマーケットでも売っているが、はずれ(少々酸味が強い)もあるので、ご主人は写真のとおり、COCA Restaurant近くの歩道で販売しているいつものお姉さんのお店で味見の上で購入しているのである。ソムオーの売店は今年も健在、値段は2025年と同じ1パック100バーツ(赤い果肉は120バーツ)。因みに、ご主人はタイ語で話しかけるのであるが、お姉さんはスマホの翻訳機能を使って日本語で返事をするのである。

2018年からミシュランのビルグルマンに輝くルンルアンは2026年も健在、今年で9年連続なのである。ヌードル専門店ルンルアンは朝から夕方まで営業しているのであるが、昼時には近所で働く人や観光客で行列ができ、またデリバリー(GRAB、LINEMAN等)のバイクが何台も停車して大混雑なのである。2024年、従来の店舗の道路向かい側にも店舗を拡大したものの混雑ぶりは相変わらずだが、店舗拡張したおかげか昼時を除けば待ち時間がほぼないようなのである。

地下鉄ルンピニ駅前にできた新しいショッピングモール(One Bangkok)は、他のモールと同様、ハイブランド、日本食レストランなど多数の店舗が入居しているのである。他のモールとの違いは、地下1階に「MITSUKOSHI、DEPACHIKA」と称する、日本風のデパ地下売り場を導入した点なのである。日本のデパートは、既に大丸、東急、伊勢丹が撤退し、新たにICON SIAMに進出した高島屋のみとなったのである。バンコクの流行を見ると、タイ人の好みに合うもののみを導入している風に見え、今は、日本食レストラン、フルーツ、和牛、ウィスキー、セブンイレブン、ドン・キホーテ、LAWSON108が増殖中、デパ地下もその一つになるのかもしれないのである。

チャオプラヤ川西岸に新たにオープンしたショッピングモール(ICON SIAM)、多数のハイブランドが出店するのは他のモールと同じで、さらに高島屋が出店しているのである。また、G階のフードコートは、屋台風、水上マーケット風の店舗が多数並びタイ各地の料理を売りとしており、外国人旅行客あるいは地方から上京した人たちを意識した趣向かもしれないのである。因みに、DINING GUIDEで料理別の出店数をチェックしたところ、タイ料理24軒、日本料理22軒。中国料理8軒、韓国料理4軒、ベトナム1軒、ブルネイ料理1軒、インド料理1軒、西洋料理(大雑把に一括り)9軒、カフェ・デザート系51軒、加えてミシュランガイド掲載店舗が7軒あるが、一風堂以外6軒は不知なので分類不可なのである。いずれにしても、日本料理店23軒はタイ料理並みに多数なのである。なお、チャオプラヤ川西岸は、現在のバンコク王朝の前(200年以上前)、一代限りのトンブリ王朝時代の中心地であったが、現在はチャオプラヤ川東岸に比べれば寂れており、現地在住の友人曰く、「富裕層はチャオプラヤ川以東に多く住み、西岸へのアクセスがあまり良くないので、高島屋の出店が果たして成功するのか疑問」なのである。

