2月4日14時、稲畑産業(8098)から、2026年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。624,794百万円(対前年同期比1.6%減)、営業利益20,282百万円(同0.5%減)、経常利益21,460百万円(同3.0%増)、純利益16,748百万円(同4.1%減)、1株当たり利益312.00円(前期320.29円)と、減収・微減益なのである。第2の柱である情報電子事業は低調な商材が多く、売上高181,739百万円(同10.3%減)、セグメント利益(営業利益)5,548百万円(同18.0%減)と不振、主力の合成樹脂事業も、売上高304,723百万円(同0.7%増)、セグメント利益(営業利益)10,156百万円(同1.4%減)と低調であるが、化学品事業と生活産業事業は増収・増益と順調だったのである。
2026年3月期通期業績予想に修正はなく 売上高8,700億円(前期比3.8%増)、営業利益255億円(同1.3%減)、経常利益255億円(同2.4%減)、純利益195億円(同1.7%減)、1株当たり利益365.86円が予想され、配当予想128円(期末配当65円)が見込まれているのである。しかし、通期業績予想に対する進捗率でみると、売上高71.8%と少々苦戦しているが、営業利益79.5%、経常利益84.2%、純利益85.9%と、利益面はいずれも進捗率は高く、上方修正の可能性も考えられるが、それとも何か隠れた特損があるのか・・・
因みに、稲畑産業の株価は好業績を予想したのか14時の発表直前に4,065円と、1月22日に付けた4,060円以来13日ぶりに上場来最高値更新したが、発表後は期待外れなのか250円下落の3,815円とこの日の安値を付け、終値は前日比40円安(-1.02%)の3,900円まで戻したのである。
