2月12日、前澤化成工業(7925)から、2026年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高185億93百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益17億66百万円(同9.3%増)、経常利益21億25百万円(同12.7%増)、純利益15億72百万円(同17.3%増)、1株当たり利益105.94円(前期90.32円)と増収・増益なのである。堅調な業績について、前澤化成工業は、「戸建て住宅の新設住宅着工戸数が大きく前年割れする厳しい環境下ではありましたが、昨年実施した価格改定の効果や、中期経営計画「SHIFT 2026」において、成長セグメントとして位置付けている水・環境エンジニアリングセグメントの業績が堅調に推移したことなどから、前期を上回る結果となりました。」と説明しているのである。
2026年3月期通期業績予想に修正はなく、売上高250億円(前期比3.5%増)、営業利益22億円(同1.6%増)、経常利益25.3億円(同0.9%増)、純利益17.3億円(同0.9%増)、1株当たり利益116.58円と微増収・微増益を予想しており、配当予想70円(期末配当35円)が見込まれているのである。なお、通期業績予想に対する進捗率を見ると、売上高は74.3%にとどまるが、営業利益80.3%、経常利益84.0%、純利益90.9%と利益面はいずれも高く、配当方針は配当性向60%を目安にしていることから、増配も十分あり得るのである。
また、前澤化成工業と前澤工業は、6月1日、持株会社設立(前澤HD)による経営統合を合意しているのである。今後の予定は、3月31日、両者において経営統合(株式移転計画)が議題となる臨時株主総会(12月31日現在の株主)が開催され、承認されれば5月27日前澤化成工業の株式最終売買日(28日上場廃止)、6月1日前澤HD新規上場なのである。