2月27日、帝国電機製作所(6333)の株価は、一時前日比95円高(+2.79%)の3,500円と、8月4日につけた3455円以来8か月ぶりに上場来最高値更新したのである。2月19日以降の株価上昇の背景には、日米関税合意に基づく5,500億ドル(約85兆円)の対米投融資の第2弾として「グリーンフィールドのアンモニア及び尿素肥料施設の建設」が候補となっており、アンモニア用キャンドモーターポンプを扱う帝国電機製作所が注目されたのかもしれないのである。因みに、2025年の株価上昇の要因として考えられるのは、今後の電力需要の増大に伴い、増設される発電・変電所設備用の大型の送油風冷式、送油自冷式変圧器や整流器の冷却に使用される油循環用のポンプが、注目されているのかもしれないのである。
帝国電機製作所の株価は、2024年1月25日に3,170円と上場来最高値更新した後低迷し、2024年5月と8月には2,100円台まで下落したもののその後は徐々に上昇、2025年2月10日に発表された2025年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正、さらに3月期の配当と株主優待の権利取りを狙った買いも加わり、3月5日には3,175円と14か月ぶりに上場来最高値更新し、翌6日も3,195円と2日連続上場来最高値更新したのである。5月12日に発表された2025年3月期決算短信は好調であり、2026年3月期通期業績予想は減収・減益であるものの配当予想は前期と同額が評価されたのか、5月15日3,215円、6月20日3,370円、7月25日3,400円、8月1日3,445円、8月4日3,455円と上場来最高値更新したのである。
