GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

個別研究 その15 バッファロー

 ご主人は、投資方針として長期保有を基本方針としているが、途中で、業績の悪化、株主優待の変更・廃止、TOB、そして資金繰りのためなどで、売却したことは多々あるのである。また、ヤフーファイナンスの日本株ランキングの「配当利回り(会社予想)」、MINKABUの「配当ランキング」、「配当+優待ランキング」、楽しい株主優待&配当の更新履歴を利用して、新たに見つけた高配当銘柄、高総合利回り銘柄、株主優待新設・変更銘柄を、各種株価指標、会社四季報、決算短信、決算説明資料などで、一つ一つ調べているのである。ということで、これからは、通期業績予想の修正、配当予想の修正、株主優待制度の新設・廃止・変更、TOB、株式分割など、大きな変化があった銘柄、新たな購入候補について、今後どうしていくのか個別に考えを整理するのである。

 第15弾は、最近購入したバッファロー(6676)なのである。同社のIRページによると、その事業内容は、「デジタル家電及びパソコン周辺機器の開発・製造・販売及びデータ復旧サービス」なのである。なお、埼玉が地盤のカー用品のオートバックスFC店を展開している同名の会社バッファロー(3352)も上場しているので間違えてはいけないのである。

 ご主人が、バッファローに関心を持ったきっかけは、2025年8月8日に公表した、株主優待制度の新設なのである。新設の株主優待制度は、3月・9月末、100株以上を3年未満保有で3,000円のデジタルギフト、3年以上で5,000円のデジタルギフトなのである。当時の株価は2,200円~2,500円程度で推移していたが、株主優待制度の新設で一気に3,600円前後に急騰したのである。保有期間3年未満であっても総合利回りは=(配当120円×100株+株主優待6,000円)÷3,600円×100株=5%、3年以上ならば6.11%にもなるのである。しかも、ROE11.02%(2025年3月期)、自己資本比率58.9%(25年12月)、PER6倍台(2025年8月)、PBR1倍程度(2025年8月)と収益力と株価の割安感はあるものの、製麺シマダヤを2024年9月末スピンオフしていることもあり、売上高は減少、利益面は増益トレンドであったが、四季報では2027年3月期は減収・減益予想、配当は2022年110円、2023年から120円で横ばい(2026年3月期配当予想120円)、従業員の平均年収551万円(38.9歳)と、ご主人が銘柄選定で重視している、「増益・増配トレンド、高給与」には今一つ合致せず、様子見となったのである。

 2025年11月12日、バッファローから「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」が公表されたのである。新しい株主優待制度は、保有期間による区分が廃止され、3月・9月末、100株以上保有で、一律5,000円のデジタルギフトに変更されたのである。この株主優待制度の変更により、株価は5,000円前後に跳ね上がり、総合利回り=(配当120円×100株+株主優待10,000円)÷株価5,000円×100株=4.4%と逆に低下した(つまり人気化した)ため、ここでも様子見となったのである。

 そして、2月12日、バッファローから、2026年3月期通期業績予想の上方修正、2026年3月31日を基準とした株式2分割が公表され、また、株式2分割に伴い、株主優待制度には変更がなかったため、株式2分割後も株式100株以上の株主は現行と同じ株主優待制度を享受できることから、実質的な制度拡充となったのである。そして、株価は一時5,420円と上昇したため、当面の総合利回りは低下したため様子見をしていたところ、2月28日、アメリカとイスラエルが、イランに対して大規模な軍事作戦を実施したことがきっかけとなり、原油先物価格が急騰、世界中の株価が下落するなか、3月9日にはバッファローの株価も一時4,630円まで下落したのである。そこで、ご主人は、4,750円で購入したので、購入ベースの総合利回り=配当120円×100株+株主優待10,000円)÷株価4,750円×100株=4.63%と、通常であれば少し物足りない水準なのである。

 しかし、なぜこのタイミングでバッファローを購入したのか。3月19日の終値4,935円を基に、2027年3月期の配当を2026年3月期同額と仮定して、株式2分割後の総合利回り=(配当120円×50株+株主優待10,000円)÷4,935円×50株=6.48%と高くなるため、3月末権利落ち後、総合利回りが低下(株価上昇)する可能性が十分あるのである。ではどの程度総合利回りが低下(株価上昇)するのかである。

 株主優待制度新設公表時、株主優待制度の変更(拡充)時とも、総合利回りは4.4%程度となったことから推測すると、株式2分割後にも同程度の総合利回りが維持される株価水準=(配当60円×100株+株主優待10,000円)÷100株÷4.4%=3,636円、総合利回り5%なら3,200円と予想できるのである。つまり、株式2分割後の株価水準は、配当が2026年3月期と同水準であれば、3,000円以上を十分期待できるからなのである。もちろん、原油相場が今後さらに高騰し、株式市場に悪影響を与える可能性もあるので、株価が想定どおりになるとは限らないが、株式2分割後100株保有し続ければ高い総合利回りを維持でき、さらに株価上昇による売却益も期待できる可能性が高いのが、バッファローを購入した決め手なのである。

 最後に、各種指標をチェックするのである。2月19日現在、株価4,935円、時価総額592億円、PER8.70倍、PBR1.41倍、配当利回り2.43%、予想ROE18.3%、自己資本比率58.7%、有利子負債15億円なのである。

株主優待制度