1月29日に2026年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正を行ったばかりのトーメンデバイス(2737)から、3月23日13時、「業績予想および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」が公表されたのである。因みに、今回の上方修正で、2026年3月期3回目の上方修正なのである。
2026年3月期通期業績予想は、売上高5,300億円⇒6,200億円(前期比47.0%増)、営業利益155円⇒177億円(同74.1%増)、経常利益113億円⇒135億円(同83.0%増)、純利益80億円⇒100億円(同79.0%増)、1株当たり利益1,176.31円⇒1,470.39円(前期821.69円)といずれも上方修正されたのである。修正理由について、トーメンデバイスは、「前回の業績予想では、市場の逼迫に伴い調達環境に不確実性が残ることを想定し、これらの影響を織り込んだうえで通期業績見通しを策定いたしました。 しかし、その後も生成AI関連製品の需要拡大を背景にメモリー価格が想定を上回って推移し、当社業績を押し上げる要因となったことから、2026年1月29日に公表いたしました業績予想を修正するものであります。」と説明しているのである。
また、通期業績予想が上方修正されたのに伴い、配当予想も430円⇒540円(前期300円)と上方修正されたのである。修正理由について、トーメンデバイスは、「当社は、株主の皆さまへの利益還元を経営上の重要課題の一つとして位置付けており、連結業績に応じた業績連動型の配当を実施しつつ、安定的な配当の継続を目指しております。また、配当性向の引き上げを図りつつ、経済環境への変化や資金需要を勘案し、柔軟に対処する方針としております。 当期の配当金予想につきましては、上記の方針及び今回の連結業績予想を総合的に検討した結果、配当金を 110 円増配の 540 円(連結配当性向 36.7%)へと修正させていただきます。」と説明しているのである。
因みに、この日のトーメンデバイスの株価は11,600円~11,800円程度で推移していたが、13時の発表直後、一時前日比520円高(+4.21%)の12,860円と上昇したが、終値は前日比140円安(-1.13%)の12,200円と尻下がりなのである。日経平均株価が-3.48%、TOPIXは-3.41%と大きく下落した流れには逆らえなかったのである。