4月9日、ホットランドHD(3196)が、公募による414万2800株の新株の発行と62万1400株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表したのである。現在の発行済株式総数21,655,600株なので、最大22%の増加となる、ある意味大規模な増資なのである。発行・売出価格は4月20日から23日までのいずれかの日に決定する予定なのである。調達資金89億1467万円(上限)は、「銀だこハイボール酒場」「おでん屋たけし」「東京油組総本店<油そば>」「厚切りとんかつ よし平」を中心とする新規出店や店舗改装に係る設備投資資金に充当する予定としているのである。
昨今、余剰資金を新たな投資に振り向けるのではなく、ROEを短期的に改善するため、株主還元の名目で自己株式の取得を行う企業が続出しているが、新規投資のために公募増資による資金調達を行うのは少数であり、この公募増資が真に利益の増加につながるのであれば評価できることなのである。
因みに、翌10日の株価は、利益の希薄化を懸念する売りが多く、1,800円を下回る水準で推移し、終値は前日比249円安(-12.32%)の1,772円、下落率は東証プライム第2位なのである。