4月13日、バッファロー(63676)から、2026年3月期通期業績予想の上方修正が公表されたのである。売上高1,175億円⇒1,173億円(前期比18.1%減)と2億円下方修正されたが、営業利益85億円⇒92億円(同3.4%増)、経常利益93億円⇒102億円(同13.0%増)、純利益73億円⇒80.5億円(同34.0%増)、1株当たり利益578.69円⇒638.15円(前期383.99円)と、利益面はいずれも上方修正されたのである。修正理由について、バッファローは、「売上高は、卸売品分野において、第4四半期後半にかけて急激な部材高騰による値上げの影響から消費者の購買意欲に慎重姿勢が見られたことにより、前回発表予想を下回る見通しとなりました。一方で、主力とするパソコン周辺機器分野は、前期の値上げ効果が浸透したこと、一部商品の原価低減活動が進捗したことにより収益が改善いたしました。また、想定外の投資有価証券の売却益を営業外収益に計上したことにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を上回る見通しとなりました。」と説明しているのである。
なお、配当予想120円に修正はないが、配当方針について、バッファローは、2025年5月7日に「今後につきましては、当社グループは、株主重視の経営をこれまで以上に推し進めると共に、長期的な企業価値の最大化に努め、株主への適正な利益還元と将来の事業展開に向けた内部留保の充実とを調和させながら、利益配分を定めてまいります。また、中長期の視点に立ち、内部留保は新事業・新製品の開発や市場競争力ならびに財務体質の強化に活用してまいります。この上で、当社は連結配当性向30~40%を目安とし、安定した配当等の株主還元を行ってまいります。」と公表しているのである。今回の通期業績予想の修正により、1株当たり利益は638.15円、その30%は191円となることから、配当の上方修正の可能性は十分あるのである。
因みに、バッファローは、2025年11月12日に通期業績予想と配当予想の上方修正を、2月12日にも通期業績予想の上方修正を公表しているので、これで今期3回目の通期業績予想の修正なのである。