4月14日、クリエイト・レストランツHDとSFP HDから、「株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスとSFPホールディングス株式会社の合併契約締結に関するお知らせ」が公表されたのである。お知らせによれば、両社は2026年7月1日を効力発生日とする、クリエイト・レストランツHDが存続会社、SFP HDが消滅会社となる吸収合併契約を4月14日付で締結したのである。合併比率はSFP HD株1株に対しクリエイト・レストランツHD株3.2株を割り当てるのである。今後の手続き及びスケジュールは、クリエイト・レストランツHDは会社法上の簡易合併に該当するため株主総会決議は不要だが、SFP HDは5月21日の定時株主総会で承認を得ることが条件となり、SFP HD株式は6月29日に東証で上場廃止予定(最終売買日は6月26日)となるのである。
合併の目的は、外食業界が直面する人手不足、コスト上昇、消費者嗜好の多様化、居酒屋業態の構造変化などの課題に対し、両社の経営資源(人材・ノウハウ・資金)を統合し、迅速な意思決定とシナジー創出を図ることにある。特に、上場子会社としてのSFPHDを維持することで生じるガバナンス対応や意思決定の遅延が課題となっており、持株会社機能を一本化することで、重複業務の削減、資金運用の効率化、ブランド価値向上、M&A推進、海外展開強化などを加速させる狙いが示されている。