5月8日、全国保証(7164)から、2026年3月期決算短信が公表されたのである。営業収益58,739百万円(前期比3.1%増)、営業利益41,382百万円(同1.4%減)、経常利益46,554百万円(同4.6%増)、純利益32,526百万円(同1.4%増)、1株当たり利益243.70円(前期236.54円)、配当120円(同106円)、配当性向49.2%(同44.8%)、DOE6.6%(同6.2%)と、増収・増益・増配なのである。全国保証は連続増配を継続しており、2013年3月期前期比8.75円増配の10.75円をスタートに、以後、15円、24円、27.5円、31円、40円、43.5円、47.5円、58.5円、66.5円、74円、85円、106円、そして2026年3月期120円と14期連続増配となったのである。増収・増益の要因は、中古住宅取引の増加、住宅価格上昇の影響などによる借入金額の増加、金融機関からの保証債務残高の獲得により、保証債務残高が増加したことが挙げられるのである。なお、2025年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っているため、1株当たり利益と配当は分割調整済み(以下同じ)。
2027年3月期通期業績予想は、営業収益60,600百万円(前期比3.2%増)、営業利益42,000百万円(同1.5%増)、経常利益47,200百万円(同1.4%増)、純利益32,700百万円(同0.5%増)、1株当たり利益246.12円と増収・微増益を予想しており、配当予想は前期比3円増配の123円(配当性向50.0%)、そして15期連続増配が見込まれているのである。微増益予想の背景は、保証債務残高の積み上げにより営業収益が増加するものの、負ののれん発生益剥落により純利益は前年をわずかに上回る見込みなのである。参考までに、年々配当性向が上昇し、2026年3月期は49.2%、現行の中期経営計画の方針(最終年度である2027年3月期までに配当性向を段階的に50%に引き上げる)どおりなのである。