5月12日、TEIKOKUから2026年3月期決算短信が公表されたのである。売上高29,091百万円(前期比4.8%減)、営業利益4,983百万円(同17.7%減)、経常利益は5,444百万円(同13.5%減)と減収・減益であるが、投資有価証券売却益868百万円及び株式会社平福電機製作所の事業停止等による固定資産売却益140百万円の計上により純利益4,341百万円(同13.9%増)、1株当たり利益265.69円(前期219.27円)と増益なのである。減収・減益の要因について、TEIKOKUは、「東南アジアやインド、欧州等が堅調に推移したものの、主要市場である米国と中国において、ケミカル機器キャンドモータポンプやアフターサービスが減少したことや、子会社である株式会社平福電機製作所の事業停止等により、売上高は減少しました。」と説明しているのである。
なお、期末配当は、従来の配当予想55円から23円増配の78円(前期69円)、通期配当133円(同110円)、配当性向50.1%(同50.2%)、DOE6.6%(同5.8%)なのである。増配理由について、TEIKOKUは、「当社は、株主様への還元方針として、2025年3月期から2027年3月期までの当中期経営計画期間について、設備投資計画や資本効率改善等を勘案し、3ヵ年累計の総還元性向100%(うち配当性向50%を目安)を目標としております。 2026 年3月期の配当金につきましては、上記方針と2026年3月期の業績を踏まえ、期末配当は2025年5月12日公表の前回予想から23円増額し、1株当たり78円とさせていただくことといたしました。」と説明しているのである。
2027年3月期通期業績予想は、売上高310.1億円(前期比6.6%増)、営業利益50.2億円(同0.7%増)、経常利益52.3億円(同3.9%減)、純利益37.5億円(同13.6%減)、1株当たり利益244.53円を予想しており、配当予想は132円(配当性向54.0%)を見込んでいるのである。増収・減益予想について、TEIKOKUは、「売上につきましては、高水準の受注残が継続していることや、中国市場は引き続き低迷する見込みであるものの米国市場が回復傾向にあること、為替影響等により増収となる見込みであります。利益につきましては、売上が増加するものの、原材料価格の上昇や人件費、研究開発費等の販売費及び一般管理費の増加等により営業利益は横ばいとなる見込みであります。また、前期の特別利益の反動減等により最終減益を見込んでおります。」と説明しているのである。