5月15日14時半、GSIクレオス(8101)から、好調な2026年3月期決算短信が公表されたのである。売上高1,886億円(前期比14.0%増)、営業利益3,605百万円(同22.2%増)、経常利益3,924百万円(同54.0%増)、純利益2,544百万円(同7.9%増)、1株当たり利益円207.24円(前期192.20円)と増収・増益なのである。好業績の要因は、繊維事業では、インナー用機能糸・生地の取引が伸長し、米国向けアウター用生地の輸出と製品のOEMが堅調、前期買収したトリアセテート繊維事業も業績に寄与したこと、工業製品事業では、塗料原料や複合材関連装置の大型案件が大きく寄与しているのである。
好業績を受け、年間配当は直近予想(2月9日)の102円から2円増配の104円(前期97円)、配当性向50.2%(同50.5%)、DOE4.1%(同4.1%)となったのである。増配理由について、GSIクレオスは、「当社は、株主の皆さまへの利益還元を経営の重要政策の一つに位置付けており、連結業績や当社の資金 状況などを総合的に勘案した上で、安定的かつ継続的な利益還元の実施を基本方針としております。具体的には、配当性向50.0%以上を維持し、かつ1株当たり100.00円を下限とする累進配当を実施することとしております。 これらの方針にもとづき、当期末の配当につきましては、当期業績が2026年2月9日付公表の修正予想数値 を上回ったことや当社の資金状況などを総合的に勘案し、1株当たりの配当額を 102.00 円から 2.00 円 増配(前期実績比 7.00 円増配)となる 104.00 円とさせていただきます。これにより、連結配当性向は50.2%となります。」と説明しているのである。
2027年3月期通期業績予想は、売上高1,860億円(前期比1.4%減)、営業利益38億円(同3.2%減)、経常利益38億円(同3.2%減)、純利益26億円(同2.2%増)、1株当たり利益211.80円を予想しており、配当予想106円(配当性向50.0%)見込んでいるのである。なお、2016年3月期まで配当10円が続いていたが、2017年3月期15円、以降17.5円、20円、22.5円、30円、65円、73円、80円、97円、104円、そして2027年3月期配当予想106円と、11期連続増配が見込まれているのである。